まちづくり

志賀設計室が考えるまちづくり

地域の課題を解決し、新たな交流やイノベーションを実現すべく、地域の方々や大学、まちづくりの専門家と共に「まちの魅力を最大限に引き出し、地域の方々が交流できる場があるまちづくり」。
志賀設計室は建物の設計などハード面だけでなく、地域の活性化や空き家・空き地の活用、コミュニティデザインなど、人が集まる仕掛けや人と人との関係性などのソフト面を重視しています。

住宅設計、店舗設計など地域により良い相互作用を生み出す建築・まちづくりで、過疎化や空き家問題、街並みの保存、エリアの活性化など、まちが抱える課題を地域の方々や、まちづくりの専門家と一緒に取り組んでいます。

志賀設計室がお手伝いできること

まちづくりで、その街に住む方々が自分の住むまちに対して興味を持ち、地域への積極的な参画やコミュニティを大事にしていくことを重視しています。
志賀設計室では快適に過ごす地域課題を解決し、その地域に住む方々を中心とした、まちの活性化をするために次のことを行っています。

１．そのまちに住む方々や、まちづくりの専門家、学生、有志の方々とともに、建築設計の視点から、まちづくりに取り組んでいます。

２．活かしていないまちの資源を改めて見直し、新たな空間として、地域の方々に愛されるまちづくりを目指します。

３．その地域に住む方々が、住まいの安全と安心、快適な生活空間を形づくっていけるよう、お手伝いします。

まちづくり事例

せごだん（空家交流班）

鹿児島県鹿児島市西陵（西郷団地）

せごだんは団地再生ワークショップから派生し、西郷団地の住人を中心とした、まちづくり団体です。
空家を活用して世代間交流の拠点づくりを考えたり、公園マルシェや公民館カフェなどを開催してます。

空き家を活用した地域住民の居場所づくりが3月完成予定です。
「思い出が詰まった家を、地域のために生かしてもらえたらありがたい」という温かみのこもったスペース。
今年１月末から２月にかけて、内壁のしっくい塗りワークショップを計４回開催し、地域の方々や鹿児島大学学生の総勢約50名と関係性を構築しながら、天井の骨組みが映える白い壁に仕上がりました。
完成後は、貸しスペースとしても活用を予定し、「語らいの場として、特に子育て世代のお母さんたちが集える場にしたい。家でも学校でも職場でもない、もう一つの居場所にしていきたい」と思っています。